５月２日の今日は八十八夜、夏への準備が始められる縁起の良い日ということで、学校の前に鎮座する宇達神社でも農作業の開始を祝う「神事」のお祭りが行なわれるようです。先人たちが智恵と祈りを込め、季節の移り変わりや節目の目安となる日を暦に託したことがこうして現在まで受け継がれていることの大切さを実感します。３日後には立夏になりますが、すでに日中は汗ばむくらいの陽気、初夏そのものです。ホトトギスの鳴き声が聞こえてくるのもそう遠くはなさそうです。ところで、本日の土曜セミナーでは、地域貢献をテーマに掲げる「地域交流」講座が学校周辺の店舗などを実地調査を兼ねて散策しました。 今後の活動が楽しみです。また生徒会の委員会活動では一年生に向けて各委員会のガイダンスが開かれました。さて、明日からゴールデンウィークが始まります。本を読む、映画を観る、音楽を聴く、家の手伝いをする、ちょっとだけ勉強する（？）…規則正しい生活の上にさらに自分の課題を見つけて取り組めるとよいのではないでしょうか。健康に留意し、家族のふれあいや語らいがたくさん持てる休みとなることを期待しています。そして今日は少し奮発をして、八十八夜の新茶を飲んでみるのはいかがでしょう。なんといってもユネスコの世界遺産「和食」ですから、そこに日本茶があるのは当然といえば当然だったり…。最初の一杯で、この国に生まれた幸せを、しみじみと実感できる･･･かもしれません。（担当：教務）