長野女子高等学校

NAGAJO DIARY今日のナガジョ

今日のナガジョ

2016.12.05 Mon

 FranciscoXavierferdinand-magellan-1470-1521-portuguese-navigator-who-circumnavigated-the-globe東ヨーロッパの「グルジア」の呼び方を「ジョージア」に改める法律が日本で成立したのが昨年のことでした。このように外国の地名や名前の呼び方が以前と替わっているケースがあります。例えば最近の教科書には、フランシスコ・ザビエルがフランシスコ・シャビエルに、冒険家「マゼラン」が「マガリャンイス」と表記されていたりします。いずれもその人の出身地の母国語に近い発音にするという考え方に変わってきているからということですが、いろいろな名前の読み方が替わってきた背景には、アメリカで「偏見や差別の無い表現は政治的に妥当である」として使われるようになった「ポリティカル・コレクトネス」という考え方があります。これによって日本でも職業の名前が言い換えられるようになりました。スチュワーデスがキャビン・アテンダントとかフライト・アテンダントに、保母さん・保父さんが保育士さんに、看護婦さん、看護士さんが看護師さんに、というように。職業以外でも色鉛筆などの「肌色」が「ペールオレンジ」とか「うすだいだい色」に替わっています。ズボンがパンツになったり、とっくりがタートルネックになったのがポリティカル・コレクトネスかはわかりません。そういえば先日のサッカーの試合ではアディショナルタイムと言っていました。ポジティブな言葉を使いましょう、というサッカー界の風潮だそうです。それにしても「マガリャンイス海溝」って言ったりするのでしょうか。12月7日から期末テストです。というわけで、アメリカのルーズベルト大統領はローズベルト、だそうです。(担当:教務)

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