長野女子高等学校

NAGAJO DIARY今日のナガジョ

今日のナガジョ

2017.01.28 Sat

 卒業を控え、3年生が登校する日数もだんだんと減ってきました。下村湖人の「次郎物語」には「白鳥蘆花に入る」という句が出てきます。意味は転じて「たとえ名が出なくても研鑽を積み、善行を行えばその行いを見習う人が増え広がっていく」(元は『碧巌録』(禅宗の教典)の「白馬入芦花」だそうです(国立国会図書館の協同データベース))。卒業していく3年生の中にも、白鳥たちがいます。目立つことはなく、行動も作為的ではなく、しかし周囲にしっかりと善い影響を与えているこの白鳥たちが、これから社会の中で、そして家庭に入ってもちゃんとやっていける女性としてふわっと羽を広げて活躍してくれることを願っています。とはいえ、世の中には「ブラックスワン」という言葉もあるくらいですから慎重にネ。(担当:教務。画像出典はウェブサイトより)

 

ページのトップへ