長野女子高等学校

NAGAJO DIARY今日のナガジョ

今日のナガジョ

2017.12.05 Tue

s-師走の注 本日から明日にかけて、本校では二学期の期末テストが行われています。残暑厳しい8月からスタートした二学期も、真冬並みの寒気による厳しい冷え込みの中で終盤の時期を迎えています。12月の古い呼び名は「師走」ですが、その語源は様々です。最も有名な語源は「師」つまり師匠である僧侶が法事のために家々を忙しく「走って」まわるため、12月を「師」が「走る」(古語では「わしる」)と書いて「師走」と呼ぶようになったというものです。しかし他にも「為果(しは)つ」という語源も指摘されており、これは「すべきことをすべて終えた」月という意味で年内に済ませる仕事を全て終えるべき月であるという意味です。この12月も新たな進路や学年に向けて進むための重要な準備期間です。期末テストを通して自分の今持っている力をしっかり確認し、来年に向けての計画に活用しましょう。(担当:一学年)

(画像は約1,000年前の辞書「色葉字類抄」にある「十二月」の注。「十二月」に「シハス」のルビがあり、「師の馳(は)せる有」との説明がある。画像は国文学研究資料館データベース-https://www.nijl.ac.jp/より引用)

ページのトップへ