長野女子高等学校

NAGAJO DIARY今日のナガジョ

今日のナガジョ

2017.12.12 Tue

 7世紀木簡今日は先週行われた二学期期末テストの一斉返却が行われています。二学期の締めくくりと言うことで、自身の現在の能力や得意・不得意な部分を確認して把握しておきましょう。テストで間違えた部分を「次は間違えずに答えられるよう」見直しておくことは、自身の弱点を克服するための大切なステップです。

 さて、本日12月12日は「漢字の日」です。漢字検定でおなじみの日本漢字能力検定協会が「日本語の中核となる漢字への関心・理解」と「日本文化への認識」を深めるために制定した記念日で、毎年この時期に今年の世相を表す「今年の漢字」が発表されます。なお12月12日である理由は、「1(いい)2(じ)1(いち)2(じ)」ということで「毎年良い漢字を一字は覚えてほしい」という願いを込めているためだそうです。定期テストや模試、受験でも必ずといって良いほど出題される漢字は、みなさんが毎日使っている言葉と切っても切れない関係があります。というのも日本語はもともと文字を持たない言語だったため、漢字が伝来した際に漢字を使って言葉を書き表していたためです。例えば「あ」は「安」、「いろは」は「伊呂波」といったように表記し、徐々に漢字を簡略化させて「かな文字」が生まれました。そのほかにも日本独自の漢字である「国字」が生まれるなど、日本語と漢字には様々なつながりがあります。使える漢字を増やすことも重要ですが、漢字そのものの意味や歴史にも目を向けてみましょう。
(担当:一学年)
(画像は大阪市で出土した1400年ほど前の日本最古の漢字が書かれた木簡。まだかな文字はないので漢字のみで書かれ「はるくさのはじめのとし」と読まれたと考えられています。大阪市HPより画像引用。)
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