2018.03.04 Sun
本日、平成29年度の卒業証書授与式が盛大に挙行され、3年生62名が無事卒業いたしました。
保護者の皆さまをはじめ多くの皆さまにご支援いただき、誠にありがとうございました。心より御礼申し上げます。そして、卒業生の皆さん、保護者の皆さま、ご卒業おめでとうございます。少々、長くなりますが、今年度の答辞を載せさせていただきます。
平成29年度 答辞
冬の厳しい寒さも和らぎ、春を感じられる陽気となって参りました。本日は、私たち卒業生のためにこのような式を挙げていただき、誠にありがとうございます。また、ご多忙の中をご出席下さいましたご来賓の皆様、校長先生をはじめ諸先生方、並びに保護者の皆様、在校生の皆さんに卒業生一同、心より御礼申し上げます。
今日、この良き日、私たち62名は長野女子高校を卒業します。
三年前の春、私たちは新しい学校生活への期待と不安を抱き、この長野女子高校に入学しました。卒業に際して、高校生活を振り返ってみると、この三年間で得たものの大きさに胸のつまる想いがします。
私たちが入学したのは、本校がちょうど創立九十周年を迎えた節目の年でした。コース制が導入されてから三年が経ち、私たちの学年ではじめて一年生から三年生まで各コースの生徒がそろいました。先輩方が手探りではじめた特色あるコース活動を引継ぎ、さらに発展させていくこと、それが私たち三期生の大きな目標であったと思います。
高校生活を彩る学校行事では、白梅祭のダンスバトル、芸術祭の合唱コンクールなど、仲間と協力してひとつのものをつくりあげる難しさや、その困難を乗り越えたときの達成感や喜びを感じることができました。
生徒会活動や部活動では、それぞれの目標に向かって日々活動に励む毎日でした。時には、コミュニケ―ション不足で伝えたいことが伝わらず、仲間とぶつかり合うこともありました。しかし、お互いを信頼し合い、歩みより、関わり合うことで、自分とは異なる考え方や価値観に触れ、視野を広げることができました。
この高校生活で私は「努力することの大切さ」を学びました。吹奏楽部に所属していた私は、この三年間ほぼ毎日クラリネットの練習に励みました。それでも、コンクールや発表会では思い通りに演奏できないことが多くありました。しかし、そこであきらめずに、毎日こつこつ練習を重ねていくなかで、仮に思い通りの演奏ができなくても、続けてきた努力は自分の力になっていると感じるようになりました。失敗も成功も、自分の実力として受け止め、自信が持てるようになったと思います。
このように私たちが成長することができたのは、先生方、家族、友人をはじめ多くの人たちの存在があったからです。先生方はいつも私たちを陰ながら見守り、困っているときや問題を抱えているときには、一緒に考えてくださり、私たちが自分の手で解決できるよう、導いてくださいました。
また、これまで支えてくれた家族には心から感謝しています。いつも私が相談すると自分の体験談を通してアドバイスをしてくれました。私が強くあたってしまった時にも優しく受けとめ、応援してくれました。これからも家族の支えに感謝する気持ちを忘れず、自分らしく一層成長していきます。
そして、在校生の皆さん。失敗を恐れずに何事にも挑戦してください。仮に失敗をしてもその経験をばねに、自信をもって取り組んでください。皆さんの活躍を応援しています。
私たち卒業生は、これからも建学の精神にある「礼儀を重んじ、思いやりの心を持つ」ことを忘れずに、挨拶や身だしなみに心掛け、私たちを支えてくれる全ての方へ感謝の気持ちを持ち、未来へ邁進していきます。
最後になりますが、御来賓の皆様、校長先生をはじめ、諸先生方のご健勝と、長野女子高校のさらなる発展を祈念し答辞といたします。
平成三十年三月四日