長野女子高等学校

NAGAJO DIARY今日のナガジョ

防災週間が始まっています。

2019.09.02 Mon

 横浜の代表的な観光地である山下公園は、1923年(大正12年)に発生した関東大震災の瓦礫で海岸を埋め立てて造られました。この地震はマグニチュード7.9、震源である相模湾一帯の最大震度6(長野市の箱清水で震度5)、揺れは48秒続き、死者行方不明者は10万人を越える甚大な被害をもたらしました。そして1959年(昭和34年)の「伊勢湾台風」(阪神・淡路大震災前までは、戦後最大の自然災害といわれ大きな被害を記録しました。)を契機に「防災の日」が創設されました。日付は91日、関東大震災が発生した日です。この防災の日を含めた一週間(830日~95日)が防災週間となっており、今年は今週の木曜日までとなります。他にも2011年の東日本大震災を契機に制定された115日の「津波防災の日・世界津波の日(2015年国連総会で制定)」や、117日の「防災とボランティアの日」、115日から121日までの「防災とボランティア週間」など防災に関する意識啓発の日(週間)がいくつか制定されています。自然災害は温暖化による異常気象だけが原因ではないのかもしれませんが、温暖化によって増えるだろうリスクとどうやって付き合って行くかということを考えることはこれからますます大事になってくるのだろうと思われます。先日の九州北部や東北地方などの豪雨の様子を見るにつけ、長野県は北アルプスという鉄壁の守りがある、といつまでも言っていられない状況だと思ったほうがいいのかもしれません。備品や家族の意識などを確認するなどということも含め、防災についての認識をさらに高めていきましょう。「防災ポスターコンクール」の作品も募集中です。(担当:教務)

 

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