「夏も近づく八十八夜 　野にも山にも若葉が茂る…」
　このフレーズに見覚えのある人もたくさんいると思います。唱歌『茶摘み』の歌い出しですね。
八十八夜とは、立春から数えて88日目の日のことを指します。今年は2月4日が立春だったので、今日5月2日が88日目になるそうです。ちなみに、立春とは、二十四節気（昔の暦）のスタートにあたり、春の始まりであり、1年の始まりであるとされています。
　本校では礼法の時間の中で二十四節気について学ぶ機会があります。日本の伝統文化を大切にし、季節の移ろいを感じながら、その時々に適した装いや振る舞い、年中行事の継承ができる人になってほしいと願っています。
　あと数日で二十四節気の立夏（今年は5月5日）。暦の上では夏の始まりです。季節的にも清々しく気持ちがいい時期なので、自然の変化に目を向けながら心に余裕のある生活をしたいものです。
　GWの谷間の登校日。今日も1日がんばりましょう。

【写真】校舎3階から城山・善光寺方面を望む