2年生の授業で茶道を行っています。本日はお茶をたてる亭主と、お茶をいただくお客に分かれて授業をしました。現代に生きていると、効率の良いことばかりが良しとされる価値観が増えており、昔から受けつがれてきた伝統やマナー、礼儀などを古臭く感じてしまうかもしれません。そのような合理主義の世の中を生きていると、知らず知らずのうちに自分までそうなっていってしまいます。スピードや合理性求められる現代だからこそ、相手の入れてくれたお茶を飲み、ほっと一息つきながらお互いに礼儀を尽くす茶道の授業は、私たちが忘れてしまいそうになる丁寧に生きることの大切さを思い出させてくれるのではないでしょうか。今後も茶道の授業を通して、礼儀や作法を覚えることはもちろんですが、同時に丁寧さや相手を敬う気持ちなども身に着けていきましょう。