先週の日曜日、進学コース（リベラルアーツ）の２年生は「歴史研究」という進学コースオリジナル授業の一環で、松代へフィールドワークに行ってきました。「歴史研究」では歴史事象を学ぶだけでなく、その調査や研究方法についても学びます。身近な地域の歴史、史跡や人物を“教科書”にして学び、そこで得られたことを発表・共有する学習活動を行っています。今回の松代フィールドワークの目的は、授業の一環として取り組んでいる「観光プランコンテスト」（観光甲子園）応募に向けた調査をすることでした。観光プランコンテストは「高校生自らが“地域の光”を見つけ出し、企画案を論理的にチームでまとめ、具現化した「地域観光プラン」を競い合う全国大会」（観光甲子園ＨＰ）です。 
  松代は真田十代十万石の城下町として海津城や真田邸、文武学校、長国寺、旧横田家住宅をはじめ、数多くの武家屋敷や寺院、町屋が残されています。松代の歴史的街並みは、落ち着いた“大人の魅力”が満載なのですが、だからこそ高校生が一石投じることはできないだろうかと思っています。
　体験をさせてくださったおやきや総本家様、松代町のボランティアガイドの皆様、ＮＰＯ夢空間（松代まち歩きセンター）様から、大変貴重なお話しをうかがうことができました。本当にありがとうございました。
　観光プランの詳細は、白梅祭の展示発表にて紹介する予定です。（担当：2学年）