長野女子高等学校

NAGAJO DIARY今日のナガジョ

今日のナガジョ

2014.08.25 Mon

small-P1140282small-P1140280久しぶりに朝からの雨となりました。長野市内は現在も分厚い雲に覆われています。今週は前線の影響などでぐずついた天気が多いそうです。気温も低くなるところが多くなるということなので、体調管理に気をつけましょう。耳を澄ますとどこからかコオロギの鳴き声も聞こえるようになりました。ゆく夏に名残る暑さを感じた先週から、ちょっと物悲しい響きを感じる晩夏へ季節は流れているようです。ところで、先週は生活文化コースオリジナル講座として1年生は調理実習を、2年生は小布施町にある六斎市での発表内容をまとめました。調理実習では姉妹校である長野女子短期大学の先生のご指導のもと、「からだにいいおやつ作り」と題し、チヂミなどを作りました。さて、今朝の新聞によると、土砂災害防止法が改正される方針だそうです。先の広島市の災害を受けてのことだそうですが、長野県の土砂災害警戒区域数は21,339箇所、より危険性の高い特別警戒区域の数はこのうち17,467箇所が指定されているとのことです(長野県砂防課)。土砂災害危険箇所は全国で12番目に多さで16,021箇所もあるとか。また昨年1年間の土砂災害は合計18件(がけ崩れ5件、地すべり9件、土石流4件/過去10年間の平均はそれぞれ17件、25件、18件)発生したそうです。「文明が進めば進むほど天然の暴威による災害がその劇烈の度を増す」と言ったのは寺田寅彦ですが、台風、集中豪雨、地震、津波と日本は自然に翻弄される災害列島といえるかもしれません。これを機にハザードマップで自分の住む地域の安全性、避難箇所の確認する、大雨が降ったら、あるいは予想されたら防災情報に注意するなど、防災についての意識や関心を更に高めていきたいものです。学校でも災害時の生徒の安全確保は最重要課題と捉え防災マニュアルの充実に向けて取り組んでいます。(担当:教務 写真は長野市防災マップの1ページと長野県の過去10年間の土砂災害の発生件数の統計と県内の土砂災害警戒区域等の指定状況の一覧です。長野県のホームページより)

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