長野女子高等学校

NAGAJO DIARY今日のナガジョ

今日のナガジョ

2014.09.10 Wed

 ナガジョ1 ナガジョ2
small-IMGP1619昨日の「今日のナガジョ」でもお伝えしましたが、昨晩はスーパームーンでした。部活を終えて下校の準備を始めた生徒たちが最初に月の出に気づき、窓の外に見える月の大きさに驚き歓声を上げていました。校内からは14日(日)に本校のある三輪地区で開催される「三輪まつり」に参加する、総合文化部吹奏楽班が練習するジブリ映画の楽曲が聴こえて来ます。軽快なリズムに、映画のシーンも思い出した生徒も多かったのではないでしょうか。音楽の力はとても大きなものです。曲を聴きながら、楽しげな気分で、校門周辺では月に向けスマホを掲げる生徒が多く見られました。写真は校門付近から撮影した18時40分の月です。

 

 本日、2学年の日本史Aの授業では「繭から生糸をとってみよう ~近代日本の産業を学ぶ~」と題し、「繭からの生糸をとる」実践が行われました。昨年度も好評であったこの実習ですが、日本史Aの教科書では、「開国の影響」として日本の輸出の中心となった製糸業について書かれています。「生産性の高い座繰が広まり、原料の繭をつくる養蚕業を拡大」したという事を、実習・体験を通じて実感する。まさに「Nagajoメソッド」の一環です。繭の表面から糸を取り出し、1本になるまで引っ張り続ける「繰糸」が難しかったようで、それが3、4本ずつまとめて巻き取っていく「座繰」の作業までうまくつながると、どのグループもホッとし、巻き取りの数を記録していました。教科書にはない日本の近代化の「実体験」がここにはあります。(担当:2学年)

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