長野女子高等学校

NAGAJO DIARY今日のナガジョ

今日のナガジョ

2015.01.19 Mon

small-P1010898週末に行なわれた大学入試センター試験は長野県内で9800人余りが受験したとのことでした。雪の中会場へ向かう受験生たちの様子がテレビや新聞などで大きく取り上げられているのをご覧になった方々も多いと思います。この平成2年から開始されたセンター試験がいよいよ終焉のときを迎えようとしているようです。でも、大学入試そのものがなくなるわけではもちろんなく、そのあとにはしっかりと「達成度テスト」という新試験の設置が予定されていて、こちらの目玉(?)は年間を通じて何回も受験できる、「点数で判断せず人間性を見るのだ」ということらしいのです。この新テスト、そのまま行けば2020年、東京オリンピックが開催される年に実施予定だそうです。いかに有名な大学などに進学したとしても、挨拶ひとつもろくにできない学生でいいのだろうか、と思ってしまいます。そしてそんな生徒を育てて送り出す高校であっていいのだろうか、とも…。「学問とは、人はいかに生きていくか、を学ぶものだ」(「学は人たる所以を学ぶなり))と言ったのは話題の吉田松陰ですが、人としてどうあるべきか、を学問に求めた松陰先生には今の世の中、どのように見えているのでしょう。(担当:教務)

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