梅のつぼみもその開花を待ちわびる今日、本校では終業式が行われました。校長先生の「カンタンに音をあげるな」という「梅花不撓風雪」につながる講話のあと、退任される先生方の離任式が行われ、それぞれの先生方からメッセージが贈られました。どれもみな生徒の成長と幸せを願う気持ちに溢れていました。白鳥蘆花に入る、「次郎物語」にあるこの言葉は、だれが何をしたかではなく、何がどうなったか。華々しさを求めるのではなく、アシ原に隠れた白鳥のように目立たなくても地道に努力を重ねていく、そうとらえることもできます。終業式と離任式はそんなことを考えさせてくれる時間となりました。（担当：教務）