「知る」から「わかる」 、
そして「活かす」へ。
Nagajoメソッド
Nagajoメソッドは、5つのアプローチ(実習、実験、フィールドワーク、体験、ICT)により、学ぶことに興味や関心を持つ「挑む授業」で基礎力の定着と実践力を養う本校独自の教育活動です。
学んだことを活かし、その結果何ができるようになったかを実感できる授業体験をめざします。
1時限の授業時間は55分、ICTでは*Classiを活用する授業のほか、日本の伝統文化を学ぶ華道、茶道、書道の授業を通し、礼法による道徳教育を推進します。
*Classiとは、ICTを活用した学習支援プラットフォームです。
ファッション造形基礎では、被服製作の基礎的な技能を身に付けるため、「甚平」や「ブラウス」の作製を行っています。裁断から縫製までを各自で行い、ひとり一作品完成させています。
フードデザインの授業では、学習した調理理論を実践するため調理実習を行っています。今年度はライフステージ(幼児期や老年期)ごとの献立を考案し、それを実際に調理しています。
情報メディアコースの授業ではブルーバック合成(クロマキー合成)実習を行っています。これは大きなブルーシートの前で撮影を行い、その後ブルー色部分をPCを使って切り抜き、好きな写真や映像を合成する実習です。
理科実験では毎授業サイエンスラボにて、さまざまな実験を行っています。身近な現象の検証やユニークな実験を通して、科学に興味を持った生徒がたくさんいます。
日本史Bでは「Nagajoマップ」と題して、身近な地域の歴史事象を地図化する活動を行っています。学校周辺のフィールドワークを通して、地域にある神社(宇達神社や三輪神社)や石碑(庚申塔や忠魂碑)、脇街道(北国街道)について学びます。
歴史研究とは進学コースオリジナルの授業です。歴史事象の調査・研究・報告を通して、歴史的思考力を養います。史・資料と向き合うことはもちろん、フィールドワークを通して、地域から具体的な歴史を学んでいます。写真は松代フィールドワークの様子です。
日本史Bでは家庭科とのコラボレーション授業として、平安時代の料理を再現する授業を行いました。当時の食生活に関する史料を読み解きながら再現した料理(策餅)は、とても素朴な味がしました。最後は現代風にアレンジしてから頂きました。
日本史Bでは授業新校舎を建てる際の発掘調査において出土した、土器の修復・復元作業を体験しました。主に弥生時代の土器が中心となりますが、太古の人びとの暮らしに思いをはせることができました。復元体験を通して、古代の暮らしや遺跡の調査に興味を持った生徒もいました。
日本史Aでは近代産業について学習する際に、実際の繭玉から生糸をとる(座繰り)体験をします。長野県でさかんに行われた養蚕及び製糸業を体験し、近代社会を生きる農民の暮らしについて理解を深めました。
現代社会では税の仕組みについて学ぶ際に、長野税務署の協力を得て、実際の税理士の先生に授業をして頂きました。税金を扱う専門家の先生方から学ぶことで、税の役割や公平な税負担について具体的に理解することができました。
現代社会では国際協力について学ぶ際に、JICA(国際協力機構)の協力を得て授業を行いました。諸外国の食文化や民族衣装に触れ、国際理解・異文化理解を深めました。
社会(地歴公民)科を中心に、多く授業においてパワーポイント等の電子資料や映像資料、デジタルコンテンツを用いた授業を行っています。教科書や資料集を見るだけでなく、みんなで考えたり、史・資料を読み解くことで理解を深める学習をおこなっています。
美術の授業では鉛筆のデッサンを基に、エクセルで自画像を製作しています。写真の画像は全て文字で書かれています。自分を表す五つの漢字を用いて、その画数などの密度で顔に濃淡をつけています。