長野女子高等学校

NAGAJO DIARY今日のナガジョ

八十八夜

2020.05.01 Fri

 新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休業も延長を重ね、本日で15日目に突入しました。生徒の皆さんからは追加の課題に取り組んでいる様子が、オンライン等により伝わってきます。近いうちに緊急事態宣言や休校措置の延長が発表されるかもしれません。国や県の判断をふまえて、本校でも迅速に対応をしたいと思っています。それまで生徒の皆さんは、毎日の健康観察・課題等に引き続き取り組んでください。
 さて、本日5月1日は「八十八夜」です。二十四節気の最初の節気である「立春」(今年は2月4日)から、88日目にあたる日のことです。「夏も近づく八十八夜」からはじまる『茶摘み』の歌でもおなじみで、農作業に適した時期といわれています。
 本校駐車場にある「三輪たんぼ」も先日、「田起こし」をおこないました。田起こしは秋の収穫以降、寝かせていた田んぼに肥料を混ぜ込みながら耕す作業になります。田起こしをすることで土に空気が入り、微生物が活発化します。微生物が活発化すると稲の発育がとても良くなり、収穫量が増え、おいしいお米を作ることができます。田んぼの土を乾かすのに、良く晴れてカラッとしているこの時期が最適ということです。本来は生徒の皆さんに体験してもらうところですが、今回はひとりで黙々と作業をしてきました。
 グランドカバーと虫よけになればと思い、周囲に植えた「ペニーロイヤルミント」もぐんぐん生長し、ミントの香りをはなっています。本来であれば本当に気持ちのいい季節なのですが・・・。(担当:教務)

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