12月4日から10日は「人権週間」でした。本校でも人権について改めて考える機会として、本日、講師の先生をお招きし、人権教育に関する特別講演会を開催します。テーマは「自分を新しく ― 長野県の女性史研究家もろさわようこさんに学ぶ」。講師には、信濃毎日新聞文化部記者 河原千春先生をお招きします。今年99歳で亡くなられた女性史研究家のもろさわようこさんへの取材から、もろさわさんが生きてこられたこの100年の女性の地位の変遷、もろさわさんの取り組んでこられた活動、功績、お言葉などをもとに、現代に生きる私たちの人権に関する意識・理解を深めるお話をしていただく予定です。もろさわさんが「私たちに託したもの」に思いを巡らせながら、現代社会や日常生活における女性の人権について私たちはどのように意識し、行動していくべきなのかを考えるきっかけとしたいと思います。
　この講演を通して、一人ひとりが自分の行動や言葉を見つめ直し、女性に限らずとも、互いを認め合い、誰もが安心して生活できる社会を築くためのきっかけとなることを願っています。