長野女子高等学校

NAGAJO DIARY今日のナガジョ

今日のナガジョ

2014.09.08 Mon

small-P1140653small-P1000025今宵は中秋の名月です。満月はいつもあるのに中秋の名月だけは月見の習慣が残っています。月うさぎ伝説をご存じでしょうか。「昔むかし、サルとキツネとうさぎが仲良く暮らしていました。ある日三匹は、疲れ果てた老人に会います。老人はおなかがすいて動けない、何か食べ物をめぐんでくれと言います。3匹は老人のために食べ物を集めに出かけました。 サルは木に登って取ってきたいろいろな果実を老人に食べさせました。キツネは川で捕まえたたくさんの魚を老人に与えました。しかしうさぎは・・・一生懸命がんばっても、何も持ってくることができませんでした。悩んだうさぎは覚悟を決め、もう一度探しに行くので火を焚いて待っていて欲しい、そう伝えて出かけていきました。サルとキツネは火をたいて待っていました。うさぎが帰ってきました。しかし、何も持っていません。手ぶらでした。サルとキツネは、うそつき!となじります。するとうさぎはいいました。「私には食べ物をとる力がありません。ですから、どうぞ私を食べてください」と言い残し、そのまま火の中に飛び込み、自らの身を老人に捧げたのでした。すると老人が正体を現します。実は、老人こそが帝釈天その人で、3匹の行いを試そうとしたのでした。元の姿に戻った帝釈天は、うさぎをあわれみ、永遠に月の中にその姿を置いてあげよう、と言ったのでした。月のうさぎの周囲に煙状の影が見えるのは、うさぎが自らの身を焼いた際の煙だといいます・・・」。今日は意識して月を眺めてみましょう。雨の予報を後眼に。「月見れば千々にものこそ悲しけれ わが身ひとつの秋にはあらねど」(大江千里、古今和歌集)。さて、先週行なわれた生活文化コース、オリジナル講座の内容をご報告いたします。1学年は「パーソナルカラー・自分に似合う色選び」「ファッションクリエイト物作り体験(コサージュ)」と題し、長野市内の専門学校OKA学園の講師である渡辺結美先生ほか、杉村先生・寺島先生をお招きし、ご指導いただきました。2学年は前回に引き続き、小布施町で行なわれる「六斎市」に向けて、プレゼンテーションの練習です。講師として山岸裕始さん(小布施町町議会議員)をお迎えしご指導いただきました。先生方、ありがとうございました。(担当:教務 *表の画像は「うさぎの楽園」より)

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