長野女子高等学校

NAGAJO DIARY今日のナガジョ

今日のナガジョ

2014.09.22 Mon

small-ひ明日は秋分の日です。昼と夜の長さがほぼ同じになる日(昼の方が少しだけ長いそうです。)で、これより少しずつ夜が長くなっていきます。一日が24時間なのは、紀元前1300年頃のエジプトの日時計に遡り、地面にさした棒の影が示す方向や長さで時間を知り、太陽が沈むと夜空に瞬く星を数え夜の時間を計り、こうして昼夜を12個づつに分割したのだそうです。また1時間が60分で、1分が60秒なのは紀元前300年頃のバビロニアの計算方法によるのだとか。自然科学は世界共通なのに、言語はバラバラ・・・文化は人間が作ったものだからなのでしょうか。ところで、秋分の日はお彼岸の中日でもあり、「祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ日」として、国民の祝日に制定されたそうです。この日にお墓参りに行かれる方も多いと思います。彼岸というのは日本独自のもので仏教の国インドや中国にもないそうで、「お彼岸は、自分を見つめ直し、先祖への報恩感謝をすることにより、より豊かな心を持つための、人格形成期間のようなもの」なのだそうです。これも日本の文化なのでしょうか。お墓参りに行って牡丹もちなどを食べるだけ、と思っているとバチがあたりそうです。明日は古代に浪漫を馳せながらじっくりと自分と向き合ってみる日にできるといいですね、感謝の気持ちを抱きつつ。(写真は彼岸花。幽霊花、地獄花などと呼ばれたりもしますが、やはり曼珠沙華…天界に咲く花、という名前が一番相応しいような…。「曼珠沙華」という歌もあります。)

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