長野女子高等学校

NAGAJO DIARY今日のナガジョ

今日のナガジョ

2014.09.24 Wed

small-DSCF0068 先週金曜日の全校集会では、以前「今日のナガジョ」でお伝えしたクラスマッチ、観光甲子園の表彰等が行われましたが、本日はこの観光甲子園の話題をお伝えいたします。

今年度、第6回となった全国高校生『観光甲子園』は、市販のガイドブックに見られるような観光資源だけではない地域の魅力を、高校生の視点から再発見し、企画案を論理的にチームでまとめ具現化した「地域観光プラン」を競い合う全国大会です。本校からはリベラルアーツ進学コース2年生の5名が応募し、【特別賞】の一つである「西宮市教育委員会賞」を受賞しました。

信州と言うと善光寺が有名ですが、メンバーは長野市南部に位置する“松代”に注目し、自分たちのような若い世代が感じる魅力を発信しようと、「歴史研究」の授業の一環として取り組みをスタートさせました。地域の現状や特色などを調べ話し合い、現地に行き様々な体験もさせていただきました。今回の受賞の感想の中では「お世話になった松代の方々に感謝しています」「おやき作りでお世話になったおばさんのお話が印象的だった」とも語ってくれました。

昨今の草食系男子、肉食系男子にピンとこないと考えたメンバーが理想像としたのが”信州男児”。信州男児とは、「男らしく、家庭的なところもあり、落ち着いている調和のとれた男性」と位置づけ、カップル向けに紹介するプラン名が「第三の男“信州男児への旅”-彼を松代に連れてきて♡-」というわけです。

ステップ1では「武士道を身につける」という事で、真田幸村ゆかりの地で武士のたくましさを学び、ステップ2「家庭を考える」では、信州のソウルフード”おやき”を作ったり、ステップ3「和の心を学ぶ」では、座禅体験や平和について学んだり、内容はここでご紹介しきれない程、豊かなものとなっています。プラン実施の効果や将来性、継続性にも考えたこの企画立案。いつの日か実現出来たら嬉しいと、はにかむような笑顔が印象的でした。(担当:2学年)

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