日本で初めての地下鉄は東京にある銀座線です。今日、9月27日はその銀座線、浅草～上野間、2.2kmが開通した日だそうです。1927年のことでした。その起工式が行なわれたのは1925年（大正14年）、なんとまぁ、本校が生まれた年です。日本の地下鉄の歴史は90年ほどなのですね。生徒がお世話になっている長野電鉄本郷駅は1926年6月開業とのこと。場所は、本校がある三輪地区のほぼ中心に位置しています。一日の平均乗車人員は1300人ほどで地方の駅としては多いということだそうですが、それでも利用者は年々減少傾向にあるそうです（利用者数2600人/一日）。この本郷駅は改札が2階にある「橋上駅」で駅西側の北口や南口から階段を昇り、改札し、上り下りのホームへ降りるという構造になっています。そのため三輪地区の市民会議では、お年寄りの方や通院で利用する方のためにと、10年ほど前からエレベーターの設置を長野市に提案しています。ところが、鉄道駅のバリアフリー化を進めていく国の基本方針による基準は「1日当たりの利用者数3,000人以上」を満たす駅･･･。現状はなかなか厳しそうですが、今後、本郷駅を利用するお客さんがさらに増え、高齢者の方たちにも利用しやすく、やさしい駅舎となればいいですね。さて、北信高等学校体育連盟（高体連）による新人体育大会が始まっており、今日は弓道部が参加しています。校内では全校生徒を対象に看護系模試が行なわれます。共に健闘を期待しています。（写真は長野電鉄本郷駅/ネット配信によるものです。担当：教務）