今日で２月も終わり、明日3月1日は本校の卒業式です。今日はそのリハーサルが行なわれました。卒業のシーズンといえば桜をイメージされることも多いかと思いますが、「梅花不撓風雪」を建学の精神とする本校では、弥生三月は白梅です。厳冬の中、寒苦を味わったであろうに、百花に先駆けて咲く尊さと凛とした気品はそのまま本校生徒の理想像でもあるのです。この「風雪に撓まず」の精神には、Die hardということだけでなく、「天下の人のために蔭涼と作らん」の言葉の如く、自らが蔭涼となりだれかのために動けるような、だれかを安心させられるような、そんなひとになって欲しいという願いも込められています。その優しい笑顔が今もきっとだれかの心を温めているように。保護者の皆さまには心からの祝意を申し上げると共に本校の教育活動に対するご理解とご協力に感謝と御礼を申し上げます。さて、万感の思いを込めて旅立ちの汽笛が鳴ろうとしています。明日の今頃はもうここにはいないんだなあ・・・。（担当：教務）