長野女子高等学校

NAGAJO DIARY今日のナガジョ

今日のナガジョ

2015.03.01 Sun

本日、平成26年度卒業証書授与式が行われました。たくさんの御来賓の方々、卒業生の保護者の皆様にご臨席賜りまして、無事に卒業式を挙行することができました。心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

御来賓の方をはじめ校長先生、在校生から素晴らしいお祝いのお言葉を頂戴いたしました。戴いたお言葉を胸に留め、卒業生は本校を巣立って参ります。自分たちの足跡をしっかりと残し、次の世代へバトンを託して。

また式では、卒業生代表から、長野女子高校で過ごした高校生活を振り返り、どれだけ自分たちが掛け替えのない時間を共有してきたかという、名残惜しくも力強い、とても感動的なお別れの言葉も述べられました。それぞれに残した成果は違ったとしても、ともに過ごした10代の3年間は皆同じく大切な財産になったことだろうと思います。

以下に、卒業生代表の挨拶を抜粋したものをご紹介します。本日巣立った卒業生の、長野女子高校で過ごした大切な日々の一端をお伝えできたら幸いです。
この先、本校を巣立った卒業生たちが、社会に貢献し愛される女性となれるよう心から祈りながら。

卒業おめでとう!  (担当:3学年)

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【卒業生答辞】 ※ 一部抜粋

 

(前略)

今、学校生活を振り返ると、仲間と過ごしてきたかけがえのない日々を思い出します。たくさんの期待と不安を抱いて入学した3年前。入学式が行われたのは旧校舎の講堂でした。新制服になって2年目の、文字通り真新しい制服に身を包み、緊張して入場した講堂がとても大きく感じられました。クラスに入り数日が経っても、席が近い人に話しかけるのが精一杯でぎこちなかったあの頃がとても懐かしく思い出されます。

(中略)

嬉しい時も悲しい時も、いつも3年生の皆が側にいてくれました。卒業式を迎えた今このときでさえ、春休みが明けたら「ねぇ、卒業式どうだった?感動したね!」と教室で何気ない会話を交わしているような気がしてなりません。しかし、その当たり前のように感じていた日々も今日で終わりです。時の無情さを身に染みて感じます。

3年生の皆、今までいろいろなことがあったね。入学した時は、いつもそわそわしていて、となりの席の子はどんな子なんだろうとか、クラスにちゃんと馴染めるかなとか、最初は毎日緊張していたと思う。白梅祭やクラスマッチ、芸術祭などのたくさんの行事。どの行事も皆で協力し支え合って、3年生になって、どちらのクラスも良い結果を残すことができたよね。そして、今年の予餞会では、3年生でミュージカルにも挑戦したよね。不安な気持ちでスタートしたけど、何度も何度も皆で話し合って本番は練習した中でも一番良い発表ができたね。3年間辛いこともあったけど、やっぱり笑った日の方が多くて、思い出すのは楽しかったことばかり。私はこのメンバーと一緒に3年間過ごせて良かった。本当に最高のメンバーだよ!皆大好き、ありがとう。

在校生の皆さん。私が思う長野女子高校の良いところは、先輩と後輩が関わる機会が多いところです。それがあるから、学校行事も全校が1つになれるのだと思います。来年は創立90周年を向かえます。さらに進化した「ナガジョ」になるために、より一層新しいことにどんどん挑戦し、皆さんらしい、今よりも素敵な長野女子高校にしていって下さい。

そして、今まで一番近くで支えてきてくれたお父さん、お母さん。私は普段から自分のことを何も話さないから何を考えているのかわからないと、たくさん悩ませてしまったと思います。「ありがとう」「ごめんね」、このひと言が言えないくらい素直ではない私ですが、こんな私のことを誰よりも理解し、今日まで支えてきてくれてありがとうございました。卒業してもたくさん迷惑をかけてしまうと思いますが、これからもよろしくお願いします。

先生方にもお世話になりました。どんな時にも熱心に話を聞いて下さりありがとうございました。時には叱られることもありました。素直に受け入れられずに悪い態度を取ってしまったこともありましたが、今となっては、私たちのために言って下さっていたことだと感謝しています。先生方のおかげで、新しい自分を見つけることもできました。そんな恩師とも言える先生方と出会えたことをとても嬉しく思います。

私たちは今日、長野女子高校を卒業します。たくさんの思い出がある学校を離れてしまうと思うと寂しいですが、ここが私たちの母校であり、たくさんの出会いがあり、新しい経験ができた場所です。長野女子高校で培った3年間を誇りに、社会に飛び立とうと思います。お世話になったすべての方に感謝申し上げます。ありがとうございました。私達はこのご恩を一生忘れません。

最後になりますが、御来賓の皆様、校長先生はじめ諸先生方のご健康と在校生の皆さんのご活躍を心よりお祈り申し上げ、答辞とさせていただきます。

平成27年 3月1日
学校法人長野家政学園
長野女子高等学校
平成26年度卒業生代表

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