長野女子高等学校

NAGAJO DIARY今日のナガジョ

今日のナガジョ‐創立記念日‐

2017.05.21 Sun

 本日、5月21日は本校の創立記念日になります。本校は今年で創立92年目を迎えました。1925(大正14)年の開校以来、それぞれの時代における社会の要求に応えながらも、一貫して女子教育を行ってきました。今日はその長きにわたる歴史の1ページをご紹介したいと思います。

<創立記念日のナガジョ記事>
2014.05.21 vol.1
2015.05.21 vol.2
2016.05.21 vol.3

DSCF3019  創立記念日のナガジョとして毎年、本校の歴史を紹介してきましたが、今回は本校生徒会の歴史を紹介したいと思います。生徒会の会誌である『白梅』は昨年で58号となりました。記念すべき創刊号は昭和34年(1959年)になります。ちなみにこの創刊号は一冊しか残っておらず、本校にとっては貴重な資料になります。当時の生徒会活動として、「運動会の仮装行列」、「文化祭での演劇」など、今とはまた一味違った生徒の様子がわかる一方、非常に本格的な研究報告(学習活動の様子)も紹介されていて興味深い内容になっています。
 その創刊号のなかで、当時の生徒会長は次のような文を寄せています。

「生徒会活動にも他校に決して劣らない姿があるはずなのだが、どうしても他校の方が良く見える。これは見る目に問題があるのではないだろうか。級友中にすぐれた友人を見出すことの出来る人は、やはりすぐれた人であり、自分から立派な生徒会活動を見出し得る人もやはり本当にすぐれた人である。」

 会長は続けて、この会誌『白梅』を通して、生徒会活動の良さを読み取り、さらには「友人の良さを見出し合うことのできる雰囲気」をつくりたいと述べている。とても50年以上も前のこととは思えない内容です。私たちはこの会長の願いを引き継いでいるのでしょうか・・・。(担当:係)

 

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